歴史文化・芸術
三戸(青森県三戸町)に拠点をおいていた南部信直(なんぶのぶなお)は、 豊臣秀吉の奥州仕置(おうしゅうしおき)により、 1590年(天正18)岩手郡などの領地7郡の領有が承認されました。 信直は盛岡城築城に着手し、1597年(慶長2)には鋤初(起工式)をしたと伝えられ、 翌年の許可を受けて本格的な築城を開始しました。 また、新たな街づくりを行って、盛岡藩の城下町として現在の都市基盤を整備しました。 この地の「不来方(こずかた)」の地名を改め、「盛岡」としたのもこの頃からです。
盛岡の先人たち
歴史に名を残した数多くの盛岡ゆかりの先人たち。
早くから未来を見据え、大きな足跡を残した先人たちをご紹介いたします。
自然
季節の色彩があふれる盛岡。
街の移り変わりを見守続ける樹齢350年の桜や、
市民ボランティアの手でいまや盛岡の代表的な風景のひとつとなった花壇など・・・
盛岡の四季を彩る花々に会いに来ませんか?
祭り
さんさ踊りは藩政時代から受け継がれた踊りで、その起源は「三ツ石伝説」 に由来し、 今ではすっかり盛岡の夏のメインイベントとして市民の中に定着しました。市内のあちらこちらで「ドンドン、ドン」と練習の太鼓が鳴り響くようになると、祭 りが近づいた合図。町内、職場、学校と様々な団体が参加して、4日間で240余りの団体、踊り手の数は2万人超、太鼓は世界一の1万個超、笛は約2千人で 参加者総数は3万4千人を数えます。市内の目抜き通りを揃いの浴衣姿の群舞が続々と繰り出す様は、まさに迫力満点。
観客が自由に参加できる輪踊りもあります。日中は市民文化ホールで行われる伝統さんさ競演会が人気です。
観光施設・体験
職人たちが守り、伝え続ける味と技。様々な文化を体験し、もっともっと盛岡の魅力を感じてください。
市めぐり
藩政時代、盛岡城下のいたるところにあった市。その多くは時代の中に埋もれていったが、今でも盛岡には素朴な人情市場がある。長年、市民の台所として親しまれている神子田の朝市は、組合形式としては日本最大規模。朝5時、入り組んだ住宅街の路地を曲がれば、農家の人達が広げたゴザいっぱいに野菜、山菜、生花、果物、漬物などが並んでいる。昔懐かしい盛岡の姿がここにある。